お久しぶりです。今回は100年以上前のKodakの蛇腹カメラにリバーサルフィルムを入れて撮影してみました。まさかカメラもリバーサルを入れられる日が来るとは思ってもいなかったのではないでしょう。
今回の機材はKodak No.1 Autographic Jr.とKodak No.3A Folding Pocket Kodak Model B-4を使用しました。No.3Aの122フィルムは廃盤なので120フィルムを6×14フォーマットで撮影、フィルムはPROVIA100Fです。
No.1 Autographic Jr.から。レンズは単玉(1群2枚)の簡素なものです。ベス単レンズの120判的な感じです。最初からピンぼけしてますが... ゾーンフォーカスなので近接撮影は苦手です。ですが露出は見事意図した通りになっています。
これは上手く撮れました。簡素なレンズなのに枝までしっかり解像していて驚きです。
「フード外し」をやってみました。思ったより流れなかったですが味のある感じになって満足です。中心部、結構解像してます。
友人のジムニーを撮影してみました。ボディカラーの紺色の発色も良いですね。
次にNo.3A Folding Pocket Kodak Model B-4です。
本来6×14なのですが、使用しているスキャナーの枠が6×12迄しか対応していないので6×12になっています。デカ過ぎんだろ...
スキャナーの性能と手ブレであまり宜しくないですが唯一の横構図なので載せます^^;
胎内川ダムから俯瞰。紅葉が綺麗でした。
ルーペで覗くと最高です👍
このカットはヒヤヒヤしながら撮影しました。
リバーサルフィルムのラチチュードって案外広いですよね。ハイライトとシャドウでは±1.5~2段くらい差がありましたがちゃんと像出てます。
いかがでしたか?この記事を読んで100年以上前のカメラに興味を持った方は是非使ってみてください。ではまた。